ノーマンが答えた「LIV」に込めた2つの意味


リブゴルフの「LIV」とは一体どのような意味があるかご存知ですか?

この答えは、ゴルフライターのボブ・ハリグ氏がグレッグ・ノーマンへのインタビューを通じて明らかになりました。

6/8に公開されたこの記事は16問の質疑応答で構成されており、「LIV」に込められた意味ついては、最後の質問で明らかとなりました。

インタビュアー(ボブ・ハリグ)
Q:「LIV」に込められた意味は?

グレッグ・ノーマン
A:これは「54」のローマ数字であり、2つの意味があります。1つは、Par72のコースで全ホール バーディーを取った場合の最低スコア。もう一つは、LIVゴルフ各イベントでプレーされるホール数(18ホール×3日間)でもあります。

ローマ数字の54とは?

日本人にはあまりなじみのないローマ数字ですが、映画やゲームのシリーズものや、洋風の掛け時計などに表示がありますね。

1ケタと2ケタの数字は以下の通り表記されます。

123456789
IIIIIIIVVVIVIIVIIIIX
102030405060708090
XXXXXXXLLLXLXXLXXXXC
50は「L」、4は「Ⅳ」ですから、54で「LIV」という訳です。

ソレンスタムや宮里藍が目指した「54ビジョン」

全ホールバーティの「54」という数字は、かつては宮里藍も目標にしていた数字で「54ビジョン」としても有名です。

この「54ビジョン」は、当時の世界No.1プロ:アニカソレンスタムを育てたティーチングプロ:ピア・ニールソンの教えでした。

現在までの世界最小スコアは「55」、その前の記録は石川遼!

現在までの世界最小スコアは、2012年5月にオクラホマ州のリバー・オークスGCで開催された「ゴルフウィーク・ナショナル・プロ・ツアー」でオーストラリアのライン・ギブソンが記録した「55」です。

Par71のセッティングで、2イーグル、12バーティ、ノーボギーの-16アンダーという驚異的なスコアです。

ちなみにギブソンの前の世界記録は、石川遼選手が2010年5月2日に中日クラウンズで打ち立てた「58」という記録でした。

今だ誰も達成したことのないミラクルスコア「54」はLIVゴルフで実現するのでしょうか?